透析廃液熱回収ヒートポンプシステムZQD-100N点検

2021年6月27日(日)透析センターに設置している透析廃液熱回収ヒートポンプシステムZQD-100Nを点検しました。

県内初となるこのヒートポンプシステムは、治療で使用した透析液の熱を再利用することで電力使用量を大幅に削減し二酸化炭素排出量の低減に貢献します。1年以上使用した経過から、さまざまなことが見えてきました。さらなるECO効果を得るには、熱交換に適したポンプ流量と原水温度に適した加温制御がポイントになるでしょう。より良い運用を目指して知恵をしぼっていきたいと思います。

(臨床工学科 科長 五十嵐)